2011年10月27日

マネックス証券 相場概況 2011年10月27日(木)

相場概況

日本株、大幅反発 ユーロ包括案合意で日経平均8,900円台回復

日経平均            8,926.54 (△178.07)
日経225先物         8,920 (△190 )
TOPIX            762.79 (△ 16.31)
単純平均             215.73 (△ 2.88)
東証二部指数           2,103.42 (△ 6.78)
日経ジャスダック平均       1,173.55 (△ 4.25)
東証マザーズ指数         398.48 (△ 1.47)
東証一部
値上がり銘柄数         1,283銘柄
値下がり銘柄数          291銘柄
変わらず             78銘柄
比較できず            13銘柄
騰落レシオ           95.24%  △10.23%
売買高            18億0533万株(概算)
売買代金        1兆1179億1600万円(概算)
時価総額          262兆0500億円(概算)
為替(15時)          75.99円/米ドル

◆市況概況◆

昨日の米国株式市場は反発となりました。ドイツ議会が欧州金融安定基金(EFSF)
の実質的拡大を承認したことや航空機大手ボーイングの好決算を材料に、ダウ平
均は朝から大幅反発で始まりました。ギリシャ債の損失負担を巡りEUと民間金融
機関との調整が難航していることを嫌気して一時マイナスに転じる場面もありま
したが、EU首脳会議で欧州債務問題が収束に向けて前進するとの期待から買い戻
され引けにかけて一段高で取引を終えました。この日発表された耐久財受注や新
築住宅販売件数などが市場の予想を上回ったことなども市場心理を改善させまし
た。

本日の日本株は大幅に反発しました。朝方は米国株高を受けて小高く始まりまし
たが、買い一巡後は伸び悩みました。日経平均は8,800円の大台にあと1円届かず、
上げ幅を縮小、前日比マイナス圏に沈みました。「ああ、やっぱり今日も寄り付
きと反対の動きだ」と思いましたが、午後からは風景が一変しました。長い協議
の末にユーロ圏首脳会議が欧州債務問題に関する「包括戦略」で合意したと伝わ
り安心感が広がりました。日銀が金融政策決定会合で資産買い入れ基金の拡大を
決定しましたが相場の反応は限定的。むしろ上場投資信託(ETF)の増額を見送っ
たことが嫌気された面もありましたが、買いの勢いは途切れませんでした。日経
平均は取引終盤にかけて一段高となり、8,900円台に乗せて高値引けとなりました。
終値での8,900円台回復は9月2日以来、実に約2カ月ぶりのことです。東証1部の
売買代金は1兆円台を回復。こちらは10月14日以来約半月ぶりとなります。

欧州債務問題の収束期待とは、すなわち金融システム不安の後退のこと。株式市
場では当然のように金融株が軒並み高。久しぶりに大手銀行株が売買代金ランキ
ングの上位に並び、野村HD(8604)の株価は7.7%、東京海上HD(8766)の株価は
6.8%の急伸。海運、商社など資源関連の景気敏感株も大きく値上がりしました。
欧州債務問題とは関係ないところではバンナム(7832)、スクエニ(9684)など
ゲーム関連が好業績期待から買われ急伸しました。

売買代金、上昇率ともにそれらを凌駕したのはオリンパス(7733)。社長交替と
買収の経緯などについて開いた記者会見を受けて株価は23%もの急騰を演じまし
た。しかし、外部の調査がすべて出揃ったわけでもなく、未だに真相はすべて解
明されたわけではありません。たまりにたまっていた売り玉の「買戻しに過ぎな
い」とはまさにこのことでしょう。

マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆

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◆個別銘柄◆ 提供:(株)T&Cフィナンシャルリサーチ
6967 新電工 563 -43
大幅安 円高の影響などで上期決算が下振れ。

6702 富士通 425 +11
3日続伸 国内サービス事業堅調などで上期営業利益が上振れ。

9501 東電 306 -14
4日ぶりに反落 今12.3期の単独最終損益は5800億円程度の赤字見通し。

4204 積水化 623 +2
上げに転じる 通期予想をコンセンサス上回る水準へ上方修正。

7518 ネットワン 203,000 +8,800
後場堅調 受注好調で通期予想を上方修正。

7832 バンナムHD 1,150 +96
急伸 トイホビー事業の好調で今期予想を引き上げ。

5214 日電硝 758 -58
大幅安 販売減少などで上期決算が下振れ。
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2011年10月20日

マネックス証券 相場概況 2011年10月20日(木)

相場概況

日本株、相変わらずの薄商いのなか下落 タイの洪水被害を嫌気した売りも

日経平均            8,682.15 (▼ 90.39)
日経225先物         8,670 (▼120 )
TOPIX            746.02 (▼ 5.47)
単純平均             213.21 (▼ 2.04)
東証二部指数           2,089.74 (▼ 8.25)
日経ジャスダック平均       1,165.41 (▼ 5.73)
東証マザーズ指数         396.95 (▼ 4.01)
東証一部
値上がり銘柄数          371銘柄
値下がり銘柄数         1,153銘柄
変わらず             136銘柄
比較できず            0銘柄
騰落レシオ           97.12%  △2.53%
売買高            14億5787万株(概算)
売買代金         8822億8200万円(概算)
時価総額          256兆7684億円(概算)
為替(15時)          76.75円/米ドル

◆市況概況◆

昨日の米国株式市場は反落しました。モルガン・スタンレーの7-9月期決算や予想
より強い住宅着工件数の結果を好感し、一時は買いが優勢でしたが、米連邦準備
理事会(FRB)が発表した地区連銀経済報告(ベージュブック)で米景気の先
行きに慎重な見方を示したことなどを嫌気し下げに転じました。

本日の日本株は下落しました。日経平均は米国株安を受けて小幅安で寄り付いた
後、じりじりと下げ幅を拡大、午後に入って一時100円安まで売られる場面もあり
ました。上海総合指数が年初来安値(終値ベース)を下回って推移するなどアジ
ア株式市場全般が軟調となるなか一向に買いが入らない状態です。背景には、23
日に欧州連合(EU)の首脳会議を控えて欧州債務危機の収束に向けた欧州諸国間
の調整が難航するとの見方があります。また来週から本格化してくる日本企業の
決算で業績が下振れするリスクも懸念され手控えムードを助長しています。

タイの洪水被害の影響もあります。米国でハードディスク駆動装置(HDD)大
手のウエスタン・デジタルがタイの洪水による影響で今後の売り上げが減少する
との見通しを示したことから関連銘柄が軒並み安となりました。HDD用モータ
ーで世界シェア8割を握るとされる日電産(6594)は4%超下落、約7カ月ぶりに
年初来安値を更新。磁気ディスクの昭電工(4004)は5%強、磁気ヘッドのTDK
(6762)、基盤を手掛けるHOYA(7741)はそろって3.7%の下げとなりました。

売買代金トップのオリンパス(7733)は3%超値上がりした後6%近く急落するな
ど荒っぽい値動き。短期筋の資金がオリンパスから向かったとされる東京電力
(9501)が急伸。35%上昇し高値引け。特段の材料はなく、マネーゲームの様相
を呈しています。

日経平均はかろうじて25日移動平均が下値を支えている状態ですが、これを下回
ると心理的節目の8,500円まで下値目処がありません。目の前には一目均衡表の厚
い雲が行く手を遮っており、上値の重さがチャート面からも確認されます。数少
ない明るい兆しはパナソニック(6752)の値動き。14時過ぎに、テレビ事業の
1200億円減損で今期最終赤字と日経電子版が伝えると同社の株価は2%以上売られ
ましたがすぐに切り返し本日の高値圏で引けました。悪材料出尽くし感から切り
返したとすれば、来週から本格化する決算発表で日本株全体に同様の動きが広が
ることが期待できると思われます。

マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆

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2011年10月13日

マネックス証券 相場概況 2011年10月13日(木)

日本株、反発 日経平均は約1カ月ぶりの8,800円台回復

日経平均            8,823.25 (△84.35)
日経225先物         8,800 (△60 )
TOPIX            758.83 (△ 5.39)
単純平均             217.74 (△ 0.94)
東証二部指数           2,098.77 (△12.45)
日経ジャスダック平均       1,174.77 (△ 6.96)
東証マザーズ指数         412.09 (△ 2.74)
東証一部
値上がり銘柄数          855銘柄
値下がり銘柄数          667銘柄
変わらず             142銘柄
比較できず            1銘柄
騰落レシオ           101.60%  △5.63%
売買高            15億7851万株(概算)
売買代金        1兆0053億8300万円(概算)
時価総額          261兆3089億円(概算)
為替(15時)          77.1円/米ドル

◆市況概況◆

昨日の米国株式市場は上昇しました。欧州債務危機の対応が進展しているとの
見方から市場心理が改善、ダウ平均は買い先行で堅調にスタート。FOMC議事要
旨発表を受け一段高となり上昇幅を200ドル余りに広げました。一時は昨年末
の水準を上回り、年初来リターンがプラスとなる場面もありましたが、引けに
かけては伸び悩み11,518ドルで取引を終えました。

欧州債務不安の後退でユーロが上昇する一方、ドル円でも米国金利上昇などを
背景にニューヨーク市場では1ドル77円台中盤まで円安ドル高が進みました。
こうした外部環境の好転を受け、本日の日本株は反発しました。日経平均は寄
り付きから8,800円台を回復して始まりました。その後は8,800円台前半の狭い
レンジ内での値動きに終始。日経平均の一日の値幅は40円強と膠着感の強い展
開でした。取引終盤にかけてはやや伸び悩むところもありましたが日経平均は
終値で8,800円台を維持、約1カ月ぶりの水準で引けました。

中国の消費者物価指数の発表を明日に控え中国関連株に見直し買いが入り売買
代金1位のコマツ(6301)、2位のファナック(6954)とも大幅に上昇しました。
ユーロの上昇を受けて欧州事業比率の高い銘柄も堅調でした。特にソニー
(6758)は液晶テレビのリコールやタイの洪水被害など悪材料にもかかわらず
3%近い値上がりとなりました。一方で業績見通しを下方修正した大正薬
(4581)をはじめとする薬品などの内需・ディフェンシブ銘柄は値下がりが目
立ちました。

東証1部の売買代金はかろうじて1兆円を上回り、2日連続の1兆円割れは回避し
たものの売買が低調なことには変わりありません。商いが盛り上がらないうち
は上値を追う向きも限られ約1カ月ぶりの8,800円台回復といっても迫力を欠き
ます。米国市場ではダウ平均が年初来でプラス転換目前、ドイツ市場ではDAX
指数の6,000ポイント回復目前と海外市場の戻りに比べ、日本市場の戻りの鈍
さが目立ちます。為替動向と下旬から始まる決算発表が出遅れ修正の鍵を握る
と見ています。

マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆

◆東証一部値上がり・値下がり・売買代金ランキング◆
http://mail.monex.co.jp/?4_131036_223709_11

◆世界の主要経済指標発表スケジュール◆
http://mail.monex.co.jp/?4_131036_223709_12

◆チーフ・エコノミスト 村上尚己の経済レポート
10月13日 久しぶりに動いたドル円市場【更新】
      → http://mail.monex.co.jp/?4_131036_223709_14





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