2012年02月15日

 明日の株新聞

米国市場上昇を織り込んでおり、追加の材料待ちのなか金融当局の追加金融緩
和をもとに後場から買い気を強めた本日の株式相場ですが、先物主導から不動
産、金融、円安進展を見た輸出関連へと物色が広がったものの、先の決算で業
績軟化が確認された電気機器などは、まだ下落している銘柄も多く、指数浮上
に比して全面高には至っていません。

日経平均株価は続伸。朝方はムーディーズの欧州各国格下げの影響で海外時間
帯を円高で折り返してきたこともあり、反落スタートとなりましたが、前営業
日同様に5日移動平均線が位置していた8900円台後半で水準を探る動きを見せ
ていました。追加緩和が伝わった後場からプラス圏に浮上すると、一気に大台
の9000円、先週算出のSQ値9011.16円や直近高値ラインを上抜いています。

前営業日配信版でも「後場の買い気は今晩の米国市場上昇を先取りする動きも
押し上げています」としていましたが、やはり前営業日後場の浮上は米国市場
上昇を先取りするもので、指数は反落スタートとなるも「日経平均株価におけ
る5日線、ボリンジャーバンド+1σなど、サポートとの位置関係がポイント
となるでしょう」としていたように、前場では5日線を挟んで膠着していまし
た。

その後、この日開かれていた日銀金融政策決定会合で、資産買い入れ基金の増
額、物価安定に理解を示す追加緩和を表明したことで、後場から急速に全体観
が高まる格好に。ただ、前述したように銘柄のタイプを問わない全面高商状で
はなく、恩恵の受けるセクターや決算発表にて好業績、アク抜けを果たしてい
た銘柄から資金が向かっています。

前営業日配信版では「決算一巡後の選別物色での狙い目は?」と題していまし
た。決算発表シーズンも一服する今週半ばあたりからは、業績の悪い銘柄から
業績良い銘柄に乗り換える「選別物色」の様相を強めていくとの市況認識です
が、本日のように全体観が高まった場合にも、やはり今回の決算シーズンで好
業績を示した銘柄から資金を集めたように、市場の注目を集めやすいのは「好
業績銘柄」と見て間違いないでしょう。

本日引け後にも開示銘柄を残していますが、そろそろ好業績で且つ「評価余地」
のある銘柄を手掛けていきたいところ。足元でも決算説明会が多く開かれ、出
席したアナリストの投資判断も相次ぐなか、基本線では来月の四季報発売まで
は選別物色が続くのではないでしょうか。
posted by ラッシュ at 05:28| Comment(0) | 株式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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