2011年11月14日

マネックス証券 相場概況 2011年11月14日(月)

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 1 相場概況
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日本株、上昇するも伸び悩み 上値は重く日経平均はかろうじて8,600円台を回復

日経平均            8,603.70 (△ 89.23)
日経225先物         8,620 (△120 )
TOPIX            735.85 (△ 6.72)
単純平均             209.49 (△ 1.62)
東証二部指数           2,044.23 (△ 7.8)
日経ジャスダック平均       1,150.75 (△ 7.48)
東証マザーズ指数         393.88 (△ 5.35)
東証一部
値上がり銘柄数         1,059銘柄
値下がり銘柄数          441銘柄
変わらず             148銘柄
比較できず            2銘柄
騰落レシオ           90.74%  ▼ 2.17%
売買高            14億1434万株(概算)
売買代金         8207億4000万円(概算)
時価総額          253兆6609億円(概算)
為替(15時)          77.1円/米ドル

◆市況概況◆

先週末の米国株式市場は大幅に続伸しました。ダウ平均は前日比259ドル上昇
して12,000ドルの大台を回復しました。イタリア上院が財政安定法案を可決す
るなど同国の政治的な進展が好感されイタリア10年債利回りが低下、欧州株式
市場が軒並み上昇するなか、米国株式市場も幅広い銘柄が買われ上昇しました。
この日発表された11月のミシガン大学消費者信頼感指数も64.2と予想を上回り、
株式市場は上げ幅を拡大しました。

週明けの日本株市場は米国市場の大幅高と欧州政局の進展を好感して買い先行
で始まりました。しかし買い一巡後は伸び悩み8,600円台前半から半ばの狭い
レンジ内で膠着感の強い展開となりました。前場引けにかけて上昇幅を縮め、
午後に入ると8,600円を割り込む場面も見られるなど水準を切り下げてもみ合
いが続きました。日経平均の終値は8,603円とかろうじて8,600円台を回復する
のにとどまりました。軒並み大幅高となった韓国、香港、上海などアジア市場
と比べ、日本株の伸び悩みが顕著です。東証1部の売買代金は8200億円と極め
て低調でした。

16時以降に決算発表を控えた大手銀行株が買われるなど金融株が堅調でした。
三井住友FG(8316)が売買代金のトップ。売買代金2位で5%超の上昇となった
野村證券(8604)が主導して証券は業種別値上がり率のトップとなりました。
欧州不安の後退から金融株が買われたとの解説も聞かれましたが、三井住友FG
はオリンパス(7733)のメーンバンク、野村證券は主幹事です。そのオリンパ
スは証券取引等監視委員会が課徴金などの行政処分にとどめる方向と伝わり、
上場維持の公算が浮上したことから買い戻しを誘ってストップ高買い気配のま
ま終えました。経営統合が報じられた日新鋼(5407)と日金工(5479)は、急
伸後に売買停止となりました。

本日の日本株市場は上昇したものの上値の重さが目立った相場でした。それで
も中身を見ると、円高にもかかわらず精密、機械、自動車、電機などが上昇率
上位に入っており、景気敏感な外需が買われたことが分かります。市場の底流
には米国景気の底堅さを評価する面もあるのかもしれません。少なくとも日本
株の上値の重さを「円高」だけで説明するのは難しいと言えるでしょう。

マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆

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◆個別銘柄◆ 提供:(株)T&Cフィナンシャルリサーチ

8574 プロミス 776 0
小動き 営業収益の減少などで上期決算が大幅赤字。

1408 サムシングHD 170,200 +30,000
ストップ高 3Q累計純利益が通期計画を超過。

3865 北越紀州 506 0
上げ幅縮小 通期予想の上方修正も材料出尽くし。

8729 SONYFH 1,260 +17
3日ぶり反発 保有契約高が堅調などで上期経常収益が増加。

8309 三住トラスト 255 +5
堅調 負ののれん発生益を除く上期純利益は微減益。

4042 東ソー 219 -10
反落 火災事故発生を嫌気。

8308 りそなHD 346 +2
3日ぶり反発 実勢業務純益の予想比増などで通期予想を上方修正。

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 2 マネックスオリジナルレポート(村上尚己・広木隆・金山敏之)
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◆チーフ・エコノミスト 村上尚己の経済レポート
11月14日 持ち堪える米国経済【更新】
      → http://mail.monex.co.jp/?4_134676_223432_14

ご意見の投稿ボタンを設置しております。レポートの感想をお聞かせください。

◆チーフ・ストラテジスト 広木隆のストラテジーレポート
11月14日 彼我の差 【更新】
      → http://mail.monex.co.jp/?4_134676_223432_15

◆シニア・マーケットアナリスト 金山敏之の投資のヒント 〜銘柄選択の実践アイデア〜
11月14日 初のETF設定で注目される東証マザーズCore指数構成銘柄 【更新】
      → http://mail.monex.co.jp/?4_134676_223432_16

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 4 廣澤知子のやさしいマネー講座 −第249回−
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「安全資産?」

金融資産を分類するときに、価格変動リスク等のリスクを持つ資産を「リスク資
産」「投資型資産」などと呼び、その対比する資産は「安全資産」と言います。

「安全資産」は、証券用語解説によれば
・資産から得られる収益を確実に予測する事ができる資産
・収益の金額、支払時点の双方ともに確実な資産
とあります。

預貯金や債券はこの安全資産の代表とされています。
一般に債券は利払時点と利払額、償還金額と償還日が決まっていますね。
もし新規発行時に購入して償還まで保有し、保有中に何の問題も発生しなければ、
たしかに安全で確実な商品と言えるでしょう。

ちなみに最近のニュースなどでは「安全資産」といえば「円」や「金」が挙げら
れることが多いですね。

ですが、それらは上記の用語解説にある「確実な収益」をもたらしてくれるわけ
ではないので、金融資産の分類上の「安全資産」とは言えません。もちろん円は
預金などにした時点で「安全資産」と分類されますが・・・。金は市場で変動し
ており収益は確定していませんので、本来は「リスク資産」に分類されることに
なります。

市場において変動が激しい「リスクの高い」商品に比べて、比較的安全性が高い
とされ、逃避先に選択されることが多いため、慣習的に「安全」と呼ばれるよう
になっているのですね。

さて、分類上の「安全資産」に話を戻しましょう。
前述のような安全資産の中でも、国債は特に「無リスク資産」と呼ばれます。
「保有中に何の問題も発生しない」「無事償還」が当然のこととされ、他の債券
あるような「信用リスク」について心配無用・・・ということなのでしょうか。
ここのところ、ずっと市場のテーマとなっている・・・
http://mail.monex.co.jp/?4_134676_223432_22

廣澤 知子
ファイナンシャル・プランナー

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 5 戸松信博のいまこそ中国株!
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「インフレが落ち着き、中国の金融政策の微調整始まる」

先週の香港市場も引きつづき欧州を巡る日々のニュースでアップダウンの非常に
激しい相場になりました。先々週はギリシャ首相による国民投票発言とその回避
で暴落&暴騰。そして先週はイタリアの国債利回り7%越えで暴落、しかし最後は
緊縮財政法案可決に向けた動きと、伊・ギリシャ新首相による規律回復期待で米
国株は金曜日に大幅上昇しており、暴落分を取り戻しております(今週の香港市
場は大きく上昇して始まっています)。引き続き予測不能の材料ニュースによる
一喜一憂でボラティリティーの高い相場が続いています。

材料は週替わりですが、何かの悪いニュースが出て暴落後、直ちにそれを打ち消
す解決策や希望を抱かせる新しい動きが出て急反発、というパターンが続いてい
るように見えます。あまり経済や業績に焦点があたりにくくなっており、当日の
市場心理のみで相場が大変動しています。このような大きな動きが頻繁に見られ
たのがリーマンショックの頃で(今よりもっと振幅が大きいものでしたが)、そ
の頃の状況と少しダブるようにも映ります。

一方、中国のニュースとして一番大きかったのは・・・
http://mail.monex.co.jp/?4_134676_223432_23

※リスク・手数料等に関しては、「 リスクおよび手数料等の説明 」をご覧ください。

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◆経済発展政策関連の5銘柄 第13号【中国株特集】
細かいながらも着実に打ち出されている経済発展政策により、
後押しが期待される政策関連の銘柄
http://mail.monex.co.jp/?4_134676_223432_24



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 6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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11月14日   <小春日和か>

今日は埼玉県民の日。私は出身が浦和市ですから、忘れようにも忘れられない日
です。埼玉県の皆様、おめでとうございます。しかし今日はその話ではなく、小
春日和についてです。今日のランチはシンガポールからの知り合いのもてなしで、
私はオフィスの近くのレストランまで5分ほど歩いていきました。その往き来が、
都心の真ん中の出来事で、且つ短い時間であったにも拘わらず、本当に穏やかな
天気で、心底気持ちのいいものでした。今は旧暦10月。正真正銘の小春日和で
す。

吉田兼好曰く、
『春暮れて後、夏になり、夏果てて、秋の来るにはあらず。春はやがて夏の気を
催し、夏よりすでに秋は通ひ、秋はすなはち寒くなり、十月は小春の天気、草も
青くなり、梅も蕾みぬ。木の葉の落つるも、先づ落ちて芽ぐむにはあらず、下よ
り萌(きざ)しつはるに堪へずして落つるなり。』

室生犀星曰く、
『よりそえば小春日和の匂いして あんずあまそうなひとはねむそうな 少女ら
のむらがる芝生萌えにけり 竹の風ひねもすさわぐ小春かな』

これらを読むと、小春は新春のイメージがあるのですが、或いはこの時期(11
月)に、新春をも予感させる穏やかな日があると云うことなのかも知れません。
季節は巡る。マーケットも同様に、寒くなる中に既に暖かくなる兆しが隠れてい
るものです。楽観や未来に対する建設的な展望は、いつも大切だと思っています。

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・松本大とここだけトーク(収録日:10月24日)(約37分)
http://mail.monex.co.jp/?4_134676_223432_26

・マネックスグループ 個人投資家向けオンライン決算説明会
平成24年3月期第2四半期(収録日:10月27日)(約92分)
http://mail.monex.co.jp/?4_134676_223432_27

posted by ラッシュ at 22:05| Comment(0) | マネックスメール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オリンパス株、疑心暗鬼のストップ高 電撃解任1カ月 マネーゲームの様相

 14日の東京株式市場で監理銘柄のオリンパス株が、制限値幅の上限(ストップ高)となる前週末比80円高の540円で取引を終了した。

 証券投資の損失隠しについて、一部報道で「証券取引等監視委員会は課徴金などの行政処分にとどめる方向で、上場維持の公算が出てきた」と伝わったのを手掛かりに、買いが膨らんだようだ。

 もっとも、オリンパスの問題が短時間で収束に向かうとみる市場参加者はほとんどいない。いわば「疑心暗鬼」の中のストップ高で、市場では東京電力株のように乱高下を繰り返す「マネーゲーム」になりそうだとの声が聞かれる。

■東電株の値動きと類似

マイケル・ウッドフォード元社長の電撃解任を発表したのは10月14日。これ以降、関心は経営陣の内紛から過去の不明瞭な買収、そして「飛ばし」と虚偽記載の発覚、四半期報告書の提出遅れによる上場廃止懸念へと移ってきた。株価は10月13日終値(2482円)から11日の安値(424円)まで5分の1以下に下落し、5500億円超の時価総額が吹き飛んだ。ほとんど初めて、手掛かりを伴う買いが集まったきょうは、くしくも急落の始まりからちょうど1カ月だ。

 この株価の動きを東日本大震災後の東電株と重ね合わせる見方は多い。東電株は福島第1原子力発電所の事故を巡る不安から売りが殺到し、3月11日の2121円から4月6日の292円までほとんど一方的に下落したが、その後は戻りを試す日も目立つ。オリンパス株と比べると、取りあえずの底入れまで約1カ月かかったこと、その間に8割強下落したことなど類似点は多い。悪材料がどれだけ深刻だったとしても、いったん反発するタイミングだったとも考えられるだろう。

 損失先送り発覚後のオリンパス株の累積売買高は8億株弱と、発行済み株式数(2億7128万株)の約3倍。コスモ証券投資情報部の清水三津雄副部長は「手放したい投資家がほぼ売り切ったとみられる」と指摘。一方的な下落局面は終了し、今後は東電のように乱高下を繰り返す「マネーゲーム」の様相とみる。4日申し込み時点の信用倍率(買い残を売り残で除した比率)は1.00倍と、信用の売り買いはまさに「がっぷり四つ」。当面は大量の売買が交錯する可能性が高い。

■なお割安とは言い切れず

 「いつか下げ止まるだろう」という楽観派の根拠として、以前から市場ではオリンパスの内視鏡事業の価値を挙げる声が多かった。経営の混乱と同事業の商品力や競争力はあくまでも分けて考えるべきだとして、一部では「株価が下げすぎれば買収対象としての魅力も増す」(国内証券)との見方もある。

 ただ、これだけ急落しても、PBR(株価純資産倍率)は終値の540円で換算すると約0.9倍。トヨタなども1倍割れの状況で、一連の問題に絡んだ純資産の毀損は避けられないとみられるオリンパスの0.9倍を、素直に割安とは受け取りにくいのも事実だ。

■売り方の買い戻しの側面

 オリンパス株はきょう一方的な買いを集めた。寄り付きから買い気配で始まり、その後は気配値を切り上げる展開。買い注文が売り注文を大幅に上回る状態が続き、大引けまで値が付く様子は全くなかった。もっとも、上場維持という一部報道が観測にすぎない現時点では、期待や値ごろ感の買いというより、売り方による買い戻しを誘った面が大きいようだ。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘投資情報部長は「東電は6月ごろにかけて再び下値を模索した。オリンパスも直近安値が底とは言い切れない」と話す。

 加えて、藤戸氏は「東電に比べ、オリンパスの問題解決はより困難なことが想定される」と読む。東電は原発の安全管理、巨額の損害賠償などが問題視されているが、オリンパスの旧経営陣が企図した損失隠しは「海外の司法当局も巻き込んだ事態に発展しつつあるため、収束の見通しがつきにくい」(藤戸氏)という。

 仮にオリンパス株が上場廃止になれば、投資家の売買機会は著しく狭まるため、企業価値とは関係なく個人などの換金売りが再加速する可能性は高い。オリンパスの株価は現時点で、東電と「同じ道」をたどっているように見える。しかし、異なる結末に向けて実は「違う道」を進んでいるのかもしれない。

ラベル:オリンパス
posted by ラッシュ at 18:49| Comment(0) | NEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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