2011年11月19日

フューチャーズ24・外国為替情報 2011年11月19日(土)

◇来週の展望(株式会社フィスコ提供)
▽ドル・円=「米超党派特別委員会の財政赤字削減協議に注目」
 来週のドル・円は、23日に合意期限を迎える米国議会超党派特別委員会による財政赤字削減協議を見極める展開が予想される。同協議では、増税を巡る共和党と民主党の溝が埋まりそうになく、部分合意に留まることが予想されている。もし、部分的な合意に至らなかった場合、23日は東京市場が休場、24日はニューヨーク市場が休場で閑散な取引となることで、ドル売り・円買い圧力が強まる可能性がある。欧米のソブリンリスクを回避するために円買い圧力が強まった場合、政府・日銀による円売り介入が実施されるか否かを見極める展開となる。

【財政赤字削減協議】(23日)
 米国議会超党派特別委員会による財政赤字削減協議は、共和党が税制改革や医療保険関連の歳出削減を求め、民主党が1兆ドルの増税を主張していることで、部分合意に留まる可能性が高まっている。部分合意となった場合は織り込み済みで動意無し、合意に至らなかった場合は緊縮財政懸念・量的金融緩和第3弾観測・米国債格下げ懸念からドル売り要因となる。
 ・2011年11月23日:追加歳出削減(10年間で1.2兆ドル以上)の合意期限
 ・2011年12月23日:米国議会が特別委員会の決定を採決する
 ・2012年1月15日:米国議会が法案を成立させる
 ・2013年:自動歳出削減プログラム(対象:防衛支出と国内支出)が発動される

【安住財務相の「断固たる措置」】
 安住財務相は「76円−77円は適正ではない。納得のいくまで介入継続。言ったことは行動する」と述べ、「覆面介入」を継続していることを示唆した。政府・日銀が76円を防衛水準と設定して断続的に円売り介入を続けるのか、それともこれまでの円売り介入のような一過性の介入に終わるのか見極める展開となる。

【ユーロ圏のソブリンリスク】
 ユーロ圏のソブリンリスクが深刻化した場合、本邦機関投資家によるユーロ債売却・円買いが継続することで円買い圧力が強まることになる。

【対中制裁法案と本国投資法(HIA)第2弾】
 米国下院で対中制裁法案が可決された場合は、米中貿易戦争や中国による米国債売りの懸念からドル売り要因となる。米国議会でHIAに対する前向きな審議が始まった場合はドル買い要因となる。

 来週発表の主要経済指標のポイントは次の通りとなる。

○(日)10月貿易収支 −−− 21日(月)午前8時50分発表
 ・予想は399億円の黒字
 既に公表されている10月上中旬の貿易収支は3396億円の赤字。円高や世界経済減速、タイの洪水被害を受けた生産調整の影響で輸出は減少する見込み。一方、輸入は火力発電所向け液化天然ガスの需要拡大を主因に22ヶ月連続で増加予想。そのため、黒字幅の縮小を想定。

○(米)10月中古住宅販売件数 −−− 21日(月)日本時間22日午前0時発表
 ・予想は480万件
 先行指標の中古住宅販売成約指数は、8月が−1.2%の88.6、9月が−4.6%の84.5。販売件数は主に1、2ヶ月前の成約の数字が反映される。対象2ヶ月の指数を合算すると173.1で9月販売件数時の178.3を下回る。そのため、9月の491万件からの減少が予想される。

○(米)10月耐久財受注 −−− 23日(水)日本時間午後10時30分発表
 ・予想は前月比−1.0%
 参考指標となる10月ISM製造業景況指数の内訳「新規受注DI」は52.4と9月の49.6から上昇し、拡大に転じた。また、各地区連銀公表の製造業関連指標は一部で改善がみられプラス要因に。変動が大きい航空機需要を考慮しなければ、上振れリスクがあろう。

○(日)10月全国消費者物価指数(生鮮品除く) −−− 25日(金)午前8時30分発表
 ・予想は前年比−0.1%
 4ヵ月ぶりマイナス予想。昨年10月のたばこ値上げや損害保険料引き上げの影響が一巡。原油価格の下落や円高の影響は次第に顕在化するとみられ、今後は小幅マイナスの推移を続ける可能性があろう。先行指標となる東京コアCPIは10月−0.4%だった。
▽ユーロ
 来週のユーロ・ドルは、フランス国債の格下げ懸念から軟調推移が予想される。ユーロ売り要因はフランス国債格下げ懸念、欧州中央銀行(ECB)のユーロ圏諸国の国債買取を巡るドイツとフランスの確執。
 ユーロ買い要因はECBによる重債務国国債の購入継続、欧州金融機関の資産圧縮やユーロ圏のソブリンリスクを受けたリパトリ(外貨建て資産売却・ユーロ買い)。


 ユーロ・円は、本邦機関投資家によるユーロ債売却や円買いで軟調推移が予想されるが、政府・日銀による円売り介入が実施された場合は下げ渋る展開となる。

 来週発表の主要経済指標のポイントは次の通りとなる。

○(独)11月IFO業況指数 −−− 24日(木)日本時間午後6時発表
 ・予想は105.5
 先行性のある10月のIFO「期待指数」は97.0と9月の97.9から5ヵ月連続で下落。11月ZEW景況感指数は34.2と10月の38.4から4ヵ月連続で落ち込んだ。独DAX指数は11月に入り上値の重い展開。欧州債務危機への懸念から前月106.4からの低下が予想される。
▽英ポンド
 来週のポンド・円は、23日に発表される11月9−10日の英中銀金融政策委員会議事録での追加量的緩和の協議の可能性や、24日に発表される7−9月期国内総生産(GDP)成長率の改定値が下方修正される可能性などから軟調推移が予想される。キング英中銀総裁は、英国経済が2012年半ばまで停滞し、インフレ率は大幅に低下する可能性があると述べており、2012年2月までに資産購入プログラム規模が2750億ポンドから500億ポンド程度増額される可能性が高まっている。ポンド・円は、日本政府・日銀による円売り介入が実施された場合は下げ渋る展開が予想される。

○発表予定の主要経済指標・注目イベント
 ・23日:英中銀金融政策委員会議事録(11/9−10)
 ・24日:7−9月期国内総生産(GDP)成長率改定値
▽豪ドル
 来週の豪ドルはやや下げ渋る見通し。フランスなどの欧州諸国の債務問題に対する市場の警戒感は依然として払拭されていない。しかしながら、アジア地域向けの輸出増大や雇用環境の穏やかな改善に対する期待も強く、豪ドル売りが一段と強まる状況ではないとの見方も多い。個人勢の豪ドル買いは当面継続するものと予想される。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
 ・特になし
▽NZドル
 来週は、NZドルの大幅な反発は難しくなりそうだ。欧州諸国の債務問題に対する懸念が払拭される見込みは当面ないことから、ドル買い・円売り介入が継続的に実施される公算はなく、ドル・円相場が円安方向に動く可能性は低いとみられており、対円でNZドルが上昇を続けることは困難とみられる。

○発表予定のNZ主要経済指標・注目イベント
 ・24日:10月貿易収支(予想:−4.5億NZドル、9月−7.51億NZドル)
▽カナダドル
 来週のカナダドルはやや下落する可能性がある。カナダ中銀の早期利下げ観測が広がっている上に、原油価格の上昇によって世界経済の成長が一層鈍化するとの懸念も浮上している。米国の景気悪化によって輸出が低迷する可能性もあることから、カナダドル買いが強まる状況ではないとみられる。

○発表予定の加主要経済指標・注目イベント
 ・22日:9月小売売上高(前月比予想+0.5%、8月+0.5%)
▽スイスフラン
 来週は、スイスフランの上値が重くなりそうだ。スイス中銀はユーロ安・スイスフラン高の是正強化に動くとの思惑が広がっており、ドルやユーロに対するスイスフラン売りはさらに強まる可能性もある。ドル・円相場は77円前後での推移が見込まれており、対円でのスイスフラン高を抑制する一因となる。

○発表予定のスイス主要経済指標・注目イベント
 ・22日:10月貿易収支(9月:+19.1億スイスフラン)
(注)上記展望は11月18日の夕方時点に作成されたものです。記載されているレートは当社レートと異なる場合があります。

◇今週のニュース
○豪中銀=「小幅な緩和」が適切と判断
 オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は15日、今月1日の金融政策決定会合の議事録を公表した。それによると、インフレ見通しの改善の中で、「この1年間続けてきたやや引き締め気味の金融政策スタンスがもはや必要ないかどうか」議論したことを明らかにした。1日の会合での利下げ判断について「小幅な緩和」が適切だともしており、一部市場が予想する積極的な追加利下げ姿勢は示さなかった。
 RBAは昨年11月にインフレ高進予防のため6カ月ぶりの利上げで政策金利を0.25%引き上げて以降、政策金利を据え置いていたが、1日の会合で0.25%の利下げを決めた。議事録は国内経済について、インフレ圧力が先に予想していたよりも低下しているとの認識を示す一方で、これはデータの「ノイズ」によるものかもしれないが、非資源部門の成長鈍化などに沿ったものだとの見方を示した。
 国内の経済活動についてはやや明るい指標が最近出てきていると指摘。9月の失業率の低下や、7、8月の小売売上高が強くなったことなどに言及した。世界景気が深刻な落ち込みを示さなければ、景気拡大要因がより強く出る可能性があり、その場合には「引き締め気味の政策が中期的には適切だろう」とした。また、欧州の債務問題が豪州の成長見通しにとって最も大きなリスクだとした。

○日銀決定会合=景気認識を下方修正、金融政策は現状維持
 日本銀行は16日の金融政策決定会合で、現行の金融政策の維持を全員一致で決めた。景気の現状認識については「持ち直しの動きが続いているものの、海外経済の減速の影響などから、そのペースは緩やかになっている」として、判断を事実上下方修正した。
 同日の会合では、政策金利を年0−0.1%とする事実上のゼロ金利政策を維持し、金融資産の買い入れなどを行う基金の枠を55兆円に据え置いた。これまでに決めた追加緩和策の効果を見極めるべきだと判断したとみられる。
 日銀は会合後に発表した声明で、輸出や生産のペースが「緩やかになっている」と指摘。先行きについては「当面、海外経済減速や円高に加えてタイの洪水の影響を受ける」としながらも、新興国の成長や復興需要の顕在化で「緩やかな回復経路に復していく」との見通しを示した。
 また声明は、欧州債務問題が「欧州経済のみならず国際金融資本市場への影響などを通じて世界経済の下振れをもたらす可能性がある」として、今後の景気のリスク要因に挙げた。声明はさらに、「海外金融経済情勢をめぐる不確実性がわが国経済に与える影響について引き続き注視していく必要がある」とした。

○南アの金融政策は物価目標達成を重視=ランド安の影響警戒
 南アフリカ準備銀行(中央銀行)のマーカス総裁は15日、ヨハネスブルクの在南ア・スイス商業会議所で講演し、南アの金融政策は国内経済情勢をきめ細かく注視しつつも、中期的には3─6%のインフレ目標を達成することに重点を置く姿勢を維持するとの見解を示した。
 総裁は、ユーロ圏債務危機をめぐる不確実性に伴うリスク回避の動きによって売られてきた通貨ランドの相場動向が、金融政策運営に重要な意味合いを持つと説明した。中銀の金融政策委員会(MPC)は先週、低迷する国内景気をめぐる懸念と上昇しつつあるインフレへの懸念が拮抗(きっこう)しているとして、政策金利のレポレートを5.5%に据え置いた。


◇今週の経済統計

・11月14日(月)  * 今年第3四半期のニュージーランド小売売上高
             (2.2%増加、事前予想は0.7%増加)
            * 9月のユーロ圏鉱工業生産指数(2.0%下落、事前予想は2.2%下落)
・11月15日(火)  * 9月のユーロ圏貿易収支(29億ユーロの黒字、事前予想は3億ユーロの黒字)
            * 今年第3四半期のユーロ圏GDP速報値
             (前期比は0.2%上昇、事前予想は0.2%上昇)
             (前年同期比は1.4%上昇、事前予想は1.4%上昇)
            * 10月の米小売売上高(0.5%増加、事前予想は0.3%増加)
            * 11月のニューヨーク連銀・製造業景況指数(0.61、事前予想は−2.10)
            * 10月の米卸売物価指数(0.3%下落、事前予想は0.1%下落)
            * 同コア指数(横ばい、事前予想は0.1%上昇)
・11月16日(水)  * 10月のユーロ圏消費者物価指数・確定値
             (前年比は3.0%上昇、事前予想は3.0%上昇)
            * 10月の米消費者物価指数(0.1%下落、事前予想は横ばい)
            * 同コア指数(0.1%上昇、事前予想は0.1%上昇)
            * 10月の米鉱工業生産指数(0.7%上昇、事前予想は0.4%上昇)
            * 10月の米設備稼働率(77.8%、事前予想は77.6%)
・11月17日(木)  * 10月の米住宅着工件数(62.8万戸、事前予想は61万戸)
            * 米週間新規失業保険申請件数(38.8万件、事前予想は39.5万件)
            * 11月のフィラデルフィア連銀・製造業景況指数(3.6、事前予想は8.0)
・11月18日(金)  * 10月の米景気先行指数(0.9%上昇、事前予想は0.6%上昇)

◇来週の経済統計発表予定

・11月21日(月)  * 9月のユーロ圏経常収支(前月は50億ユーロの赤字)
            * 10月の米中古住宅販売件数(485万戸の予想、前月は491万戸)
・11月22日(火)  * 今年第3四半期の米GDP改定値(2.5%の上昇予想、速報値は2.5%上昇)
・11月23日(水)  * 10月の米個人所得(0.3%の上昇予想、前月は0.1%上昇)
            * 10月の米個人消費支出(0.3%の増加予想、前月は0.6%増加)
            * 10月の米耐久財受注(0.7%の減少予想、前月は0.8%減少)
            * 米週間新規失業保険申請件数(前週は38.8万件)
            * 11月の米ミシガン大学消費者信頼感指数・改定値(速報値は64.2)
            * 米連邦公開市場委員会(FOMC)・議事録(11月1日−2日分)
            * 日本市場休場(勤労感謝の日)
・11月24日(木)  * 10月のニュージーランド貿易収支(前月は7.51億NZjの赤字)
            * 11月のドイツIFO景況感指数(105.7の予想、前月は106.4)
            * 米国市場休場(感謝祭)
・11月25日(金)  * 特になし

(注)上記の予定は予告なく変更される事があります。

◇IMMポジション(米CFTC報告)

(大口投機玉のみ掲載、11月08日現在)
ロング 前週比 ショート 前週比
円 44320 △ 649 16243 ▼ 1524
ユーロ 27943 △ 1632 82200 ▼ 4171
ポンド 22607 ▼ 1789 51729 ▼ 19759
豪ドル 64485 △ 7688 37469 △ 6538
カナダドル 28003 △ 583 43571 △ 1331

(大口投機玉のみ掲載、11月15日現在)
ロング 前週比 ショート 前週比
円 49916 △ 5596 16236 ▼ 7
ユーロ 24048 ▼ 3895 100195 △ 17995
ポンド 23355 △ 748 56219 △ 4490
豪ドル 57352 ▼ 7133 33022 ▼ 4447
カナダドル 28819 △ 816 46034 △ 2463

◇政策金利(%)
国名 政策金利 直近変更日 変更幅
ニュージーランド 2.50 11/03/10 -0.50
オーストラリア 4.50 11/11/01 -0.25
イギリス 0.50 09/03/05 -0.50
アメリカ 0.00-0.25 08/12/16 -1.00〜-0.75
カナダ 1.00 10/09/08 +0.25
南アフリカ 5.50 10/11/18 -0.50

国名 政策金利 直近変更日 変更幅
ユーロ圏 1.25 11/11/03 -0.25
スウェーデン 2.00 11/07/05 +0.25
ノルウェー 2.25 11/05/12 +0.25
スイス 0.00-0.25 11/08/03 -0.25
日本 0.00-0.10 10/10/04 -0.10〜0.00
中国 6.56 11/07/06 +0.25


posted by ラッシュ at 23:10| Comment(0) | FX | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月18日

オリンパス株5日ぶり下落 122円安の625円に

 18日の東京株式市場で、巨額の損失隠しが明らかになったオリンパスの株価が5営業日ぶりに反落した。終値は前日に比べ122円安い625円。

 米紙ニューヨーク・タイムズ電子版が日本の捜査当局の指摘として、1千億円を超える資金がオリンパス側から暴力団など犯罪組織に流れたとの報道が嫌気され、売りが強まった。
タグ:オリンパス
posted by ラッシュ at 20:31| Comment(0) | NEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月17日

マネックス証券 相場概況 2011年11月17日(木)

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
 1 相場概況
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

日本株、小幅反発 主力株が買い戻される

日経平均            8,479.63 (△16.47)
日経225先物         8,470 (△20 )
TOPIX            727.71 (△ 3.6)
単純平均             207.16 (△ 1.12)
東証二部指数           2,030.93 (▼ 0.56)
日経ジャスダック平均       1,138.46 (▼ 1.91)
東証マザーズ指数         385.47 (△ 2.71)
東証一部
値上がり銘柄数          969銘柄
値下がり銘柄数          532銘柄
変わらず             151銘柄
比較できず            5銘柄
騰落レシオ           80.67%  △2.22%
売買高            15億2093万株(概算)
売買代金         9438億4300万円(概算)
時価総額          250兆5939億円(概算)
為替(15時)          77.01円/米ドル

◆市況概況◆

昨日の米国株式市場は大幅反落。ダウ平均は売り先行で始まりましたが10月
の米鉱工業生産指数が市場予想を上回ったことなどを手掛かりに下げ幅を縮
小する流れとなり一時は前日比プラス圏に浮上する場面もありました。

しかし、格付け会社フィッチ・レーティングスが、欧州の債務危機の伝染がさら
に拡大すれば、米金融機関の深刻なリスクになると発表したことが嫌気され、
取引終盤にかけて急速に売られる展開となりました。原油先物相場は大幅に
続伸。
1バレル100ドルの大台を一気に越えてきました。原油価格の上昇が米
国経済の重石となると悪材料視されたことも、昨日の米国株相場下落の一因
となりました。

本日の日本株市場は小幅に反発しました。朝方は海外環境の悪化を受けて売
り先行で始まりました。日経平均は8,400円ちょうどまで下落しましたが、そ
の水準では値ごろ感も意識され急速に下げ渋る展開となりました。午後には
プラス圏に浮上、前日終値を挟んでもみ合う動きとなり、結局小幅高で引け
ました。

特別な材料があったわけではありませんが、さすがに値ごろ感が強まったの
でしょうか、主力銘柄に買い戻しが入りました。

トヨタ(7203)、ホンダ(7267)、ソニー(6758)などが反発しました。原油価格の上昇を受けて商社など資源関連銘柄が上昇しました。電機、自動車、機械などが堅調な一方、
通信、小売、薬品、食品など内需ディフェンシブ系の銘柄は値下がりが目立
ちました。個別では傘下のSAEマグネティクスがHDDヘッド供給で米ウエス
タン・デジタルと合意したTDK(6762)が売買代金3位の商いを集め9%近い急
騰を演じました。外資系証券が目標株価を引き上げたシャープ(6753)も買
われ3.9%高となりました。

前場は昨日に続きTOPIXが取引時間中で安値を更新する場面もあり一段の下値
警戒感が強まりました。しかしそこから反発したことでローソク足では下ヒ
ゲを出して陽線を引いた格好です。短期的には底入れムードが出てもおかし
くはありません。売買代金は多少増えたとは言え、依然として1兆円割れが
続いています。反発を軌道に乗せるにはもう少し商いが膨らむことが必要で
しょう。

マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆

◆東証一部値上がり・値下がり・売買代金ランキング◆
http://mail.monex.co.jp/?4_134957_223355_12

◆【無料】経済指標アラートメール◆
 気になる指標の結果はもちろん、「まもなく発表」の直前通知で取引タイミング
 を逃しません!
http://mail.monex.co.jp/?4_134957_223355_13

◆世界の主要経済指標発表スケジュール◆
http://mail.monex.co.jp/?4_134957_223355_14


◆個別銘柄◆ 提供:(株)T&Cフィナンシャルリサーチ

5632 菱製鋼 190 -4
3日続落 下期の特殊鋼鋼材事業が4割減益の観測。

6762 TDK 3,535 +285
急伸 米HDD大手ウエスタンデジタルとHDD部品供給で合意という報道で。

6502 東芝 319 +6
堅調 リチウム電池「SCiB」がホンダ「フィットEV」に採用。

7011 三菱重 321 +5
堅調 米ボーイング「787」向け複合材主翼の増産体制を整備。

7701 島津製 642 +26
5日ぶり反発 ピンポイントで腫瘍を治療するシステムを開発。

7725 インターアクション 32,200 +5,020
ストップ高 ソロモン諸島のプロジェクト開始に向け進展。

9702 アイエスビー 405 -33
大幅続落 希望退職実施により通期純利益予想を下方修正。

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
 2 マネックスオリジナルレポート(村上尚己・広木隆・金山敏之)
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

◆チーフ・エコノミスト 村上尚己の経済レポート
11月17日 デフレと円高の悪循環〜本当に役立つ資産運用術(11)〜 【更新】
      → http://mail.monex.co.jp/?4_134957_223355_16

ご意見の投稿ボタンを設置しております。レポートの感想をお聞かせください。

【動画】「欧州債務問題は予断を持たないことが重要」
月刊:マーケットの歩き方 村上 尚己が解説!
      → http://mail.monex.co.jp/?4_134957_223355_17

◆チーフ・ストラテジスト 広木隆のストラテジーレポート
11月14日 彼我の差
      → http://mail.monex.co.jp/?4_134957_223355_18

ご意見の投稿ボタンを設置しております。レポートの感想をお聞かせください。

◆シニア・マーケットアナリスト 金山敏之の投資のヒント 〜銘柄選択の実践アイデア〜
11月17日 回復局面での値上がりを狙うときの銘柄候補は 【更新】
      → http://mail.monex.co.jp/?4_134957_223355_19

posted by ラッシュ at 20:55| Comment(0) | マネックスメール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。