2011年11月30日

マネックス証券 相場概況 2011年11月30日(水)

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 1 相場概況
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日本株、反落 中国株安を嫌気して午後に下げ幅を広げるも引けにかけて急速に下げ渋る

日経平均            8,434.61 (▼43.21)
日経225先物         8,420 (▼60 )
TOPIX            728.46 (▼ 1.22)
単純平均             209.07 (▼ 0.05)
東証二部指数           2,046.47 (△ 0.81)
日経ジャスダック平均       1,147.55 (△ 6.32)
東証マザーズ指数         381.18 (△ 0.8)
東証一部
値上がり銘柄数          689銘柄
値下がり銘柄数          833銘柄
変わらず             136銘柄
比較できず            5銘柄
騰落レシオ           85.06%  ▼ 5.33%
売買高            17億6243万株(概算)
売買代金        1兆0629億3500万円(概算)
時価総額          250兆8185億円(概算)
為替(15時)          77.88円/米ドル

◆市況概況◆

昨日の米国市場はまちまちの展開でした。ダウ平均は小幅に続伸したもののナ
スダック総合指数は反落。前日の大幅高の後だけに全体的に様子見気分の強い
展開でした。ユーロ圏財務相会合の結果を見極めたいと慎重スタートとなった
後、ダウ平均は100ドル余り上昇する場面もありましたがその水準で頭を押さ
えられ、それ以上は伸びきれず結局小幅高で取引を終えました。

本日の日本株は手掛かり材料に欠けるなか昨日急伸した反動の売り物に押され
反落となりました。日経平均は70円安で寄った後、前場は8,400円台を意識し
たもみ合いとなりましたが、中国株の大幅安が重石となって午後に下げ幅を拡
大、一時は8,300円台半ばまで売られました。その後は徐々に下げ幅を縮小し、
再び8,400円台を回復すると取引終盤にかけて急速に下げ渋り、前日比マイナ
スながらも今日のなかでは高値圏で引けました。月末とあってドレッシング
(お化粧)買いが入ったのではないかとの声も聞かれました。

昨日まで買い戻しが顕著だった業種・銘柄が一転、反動安となりました。海運
株やエルピーダ(6665)が大幅安。ガラス・土石、保険、非鉄なども大きく売
られました。S&Pが格付け見通しを引き下げた三井住友FG(8316)やみずほFG
(8411)など大手銀行株も下落しました。また、中国株安の一因でもあったの
が中国の景気先行きへの警戒感。明日発表予定の11月の製造業購買担当者景気
指数(PMI)は、景気判断の節目となる50を下回るとの見方が出ています。こ
れらを受けてコマツ(6301)やファナック(6954)などに売りが集まりました。
一方、売買代金のトップとなった三菱商事(8058)、6位に入った三井物産
(8031)がともにしっかりだったのが目立ちました。昨日発表された中期経営
計画が好感されてパイオニア(6773)が急伸。大型株が手掛け難いと足の速い
資金は材料株や小型低位株物色に向かい大証の日理化(4406)、神東塗(4615)
などが大幅続伸となりました。

日経平均は月曜、火曜と続伸し300円超も上げているので本日の下げは当然の
一服。アジア株安のなか引け際に下げ渋り本日の高値圏で引けて8,400円台を
維持したことは上出来でしょう。TOPIXはほぼ変わらずの小幅安。前日比1ポイ
ント安の728.46で終え月末ベースでは1983年11月末(687.84)以来、28年ぶり
の低水準。商いは依然として低調ながらも、東証1部の売買代金は12日ぶりに1
兆円を超えました。ある意味、ひと区切りついたとも考えられます。

マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆

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◆個別銘柄◆ 提供:(株)T&Cフィナンシャルリサーチ

1711 省電舎 135,000 +30,000
ストップ高 14.3期営業利益は3億円を計画。

9424 日本通信 8,700 +1,120
急伸 丸紅と企業向けデータ通信サービスで共同出資会社を設立。

2176 イナリサーチ 40,000 +7,000
ストップ高 臨床試験サービスで複数試験を受託。

9900 サガミチェーン 503 -2
後場下落 経費削減により3Q累計決算が赤字幅縮小も。

4755 楽天 83,100 +1,400
続伸 サイバーマンデーの売り上げ好調が刺激材料に。

3653 モルフォ 2,501 +500
ストップ高 手振れ補正の最新技術を開発。

5411 JFEHD 1,389 -10
4日ぶり反落 第三者割当による自己株処分を発表。

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 2 マネックスオリジナルレポート(村上尚己・広木隆・金山敏之)
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◆チーフ・エコノミスト 村上尚己の経済レポート
11月30日 米国株は売りか?〜ユーロドルとの比較〜【更新】
      → http://mail.monex.co.jp/?4_136517_223044_13

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◆チーフ・ストラテジスト 広木隆のストラテジーレポート
11月29日 日本株式市場展望 (2011年11月末) PART1
      → http://mail.monex.co.jp/?4_136517_223044_14
posted by ラッシュ at 22:56| Comment(0) | マネックスメール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月25日

緊急事態か?リーマン・ショック前夜に近付く金融市場

金融マーケット全体が「リスクオフ」の方向で大きな動きを見せている。そんな中で、心配な記事がロイターで配信された。世界中の金融機関でドル不足が起きており、ドルを調達するのに上乗せするスプレッド(金利)の水準がリーマン・ショック以来、最大になっている状態が続いている。

いわゆるリーマン・ショック時に起きた「カウンターパーティー・リスク」や「流動性リスク」が再び顕在化しているということだ。

わかりやすく言えば、世界中の金融機関が資金を融通し合って金融市場は機能しているわけだが、欧州債務危機がイタリアやスペイン、フランスまで拡大しつつある中で、互いを信用できなくなり、疑心暗鬼になっている状態だ。そんな状態の中で、リスクマネーが急速に「リスクオフ(リスクのある金融資産を手仕舞って安全資産にシフトしようとする動き)」を進めようとしている。リーマン・ショックでも明らかになったことだが、いざという時にはリスクマネー、リアルマネーを問わず「ドル資産=安全資産」に回避する傾向が強い。

そうした動きは金融マーケットの中でも、はっきりと形になって現れており、たとえば短期のドル資金を調達するのに最も重要な取引である「為替スワップ取引」の流動性が急速に落ちている。短期間の資金調達では、もっとも一般的な短期金融市場だ。

さらに、ロイターも指摘しているが、金融市場で「ユーロが余り、ドルが不足している」状態が強まっている。インターバンク(銀行間)市場での「ユーロ/ドル」の3カ月物の先物のスプレッドが、EURIBORとLIBORの金利差よりも137ベーシスポイト(bp)も高くなっており、ドルの資金調達コストが上昇していることを示している。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-24294320111122

こうした背景には、いうまでもなく欧州債務危機があるのだが、この1週間で他にもさまざまなリスクが頭をもたげ始めている。ひとつには、米国で財政赤字削減のための協議が超党派で行われていた特別委員会が決裂したこと。米国債の格付けは、S&Pが「AAA」から「AAプラス」に一段階引き下げた後も、下落方向で見直す「ネガティブ」を継続しており、今後1年から1年半の間に再び格下げがある可能性を示唆している。

そして、もうひとつの懸念は中国に対する様々なネガティブ情報が出てきたことだ。たとえば、中国人民銀行の金融政策委員が「2012年に中国が貿易赤字になる可能性がある」と発言している。さらに、中国の急速な経済成長の原動力だった中国国内の不動産にバブル崩壊の懸念が出てきた。ソフトランディングできるかどうかで、世界は大きく変動する。

第3の懸念が、これが実は一番怖いのだが、現在最も怖いのは第2のリーマン・ブラザーズを出してしまうことだ。周知のように、FRBは様々な事情からリーマン・ブラザーズだけを救済しなかった。その代償として、世界経済は信用収縮を起こし、その信用収縮を回復させるために世界各国は莫大なコストを支払った。第2のリーマンを出すことだけは避けなければいけないのだが、大切なのは金融当局者の適切な判断と決断力だ。

そこで心配なのがECB(欧州中央銀行)新総裁の力量だ。以前、ユーロ圏が抱えるいくつかのリスクの中に「ドラギ新総裁」を指摘したことがあるが、ECBが積極的にイタリアやスペインの国債を買い入れていか行かないと金利が上昇してしまい、収拾不可能になってしまう。

いずれにしても、いま世界の金融マーケットは「リスクオフ」に進んでいる状態。こんなとき、えてして日本の個人投資家はうっかり「リスクオン」にしてしまい、リスクのある金融市場に投資してしまう。その結果として、損失を出してしまうことが多かった。日本人の資産が奪われないためにも、金融市場のトレンドにはあまり逆らわないことだ。少なくとも、逆張りをするなら底値を確認してからだろう。
posted by ラッシュ at 05:06| Comment(1) | NEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月22日

NY株・一時300ドル超下げ 1カ月ぶりの安値 米経済の先行き懸念増大

週明け21日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は急落し、午前10時現在、前週末比222・93ドル安の1万1573・23ドルをつけた。

米経済の先行き懸念が増大したため。前週末比の下げ幅は一時300ドルを超え、取引時間中としては約1カ月ぶりの安値となった。21日は東京、欧州市場でも株価指数が下落し、株安が世界的に連鎖した。

 米財政赤字の追加削減協議が決裂するとの見方が強まったことを背景に、米経済の先行き懸念が広がった。朝方から金融株やハイテク株を中心に全面安の展開となった。

 米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスがフランス国債の利回りの上昇が続けば、格付け見通しに影響するとの見方を示したことも売り材料となった。
タグ:NY株 ダウ
posted by ラッシュ at 03:36| Comment(0) | NEWS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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